2019/02/18
アスファルトシングル屋根工事①
いつも安江工務店外装ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
外装劣化診断士のアイザです。
今回は、工事事例をご紹介します。
先日のブログで、長崎がご紹介しました「横暖ルーフ」を使用した現場です。
↓こちらが施工前。
アスファルトシングルという屋根材で、日本ではそんなに多くありませんが、
北米ではポピュラーな、長い歴史のある定番の屋根材です。
シート状で柔らかいため、複雑な形状の屋根にも施工でき、扱いやすい屋根材です。
また、スレート系屋根材のように割れたり、金属系屋根材のように錆びたりする心配がありません。
軽量で耐震性にも優れています。
ただし、シート状のものを貼り付ける葺き方のため、強風で捲れてしまうことがあります。
今回の工事も、昨年の台風で一部が剥がされてしまったための工事です。
上の写真の中央辺りが、剥がれてしまった部分です。
このままですと雨漏れの心配がありますので、屋根を直さなければいけません。
アスファルトシングルのメンテナンスには色々な方法がありますが、
今回は、長い目で見てより安心な、葺き替え(カバー工法)を施工させていただくことになりました。
葺き替えには、同じアスファルトシングルで貼り替えたり、上から貼り重ねたりする方法もありますが、
実はこちらの建物は4階建てで、風の影響を受け易いため、横暖ルーフでカバーすることをご提案致しました。
今回はここまで。
次回からは、実際の工事状況や、他のアスファルトシングルのメンテナンス方法などをご紹介していきます。