初めてご覧の方ははじめまして。
何度目かの方はおはようございます。こんにちは。こんばんは。
安江工務店外装ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
アイザです。
さて、先月の屋根外壁塗装工事に続き、今月は「屋根カバー工事」をご紹介していきたいと思います。
現在は工事日程の段取り中で、まだ工期は確定していないのですが、事前紹介です。
例に依って先ずは一部だけお見せします。
スレート瓦(カラーベスト)の屋根で、こちらに板金屋根を葺いていく工事になります。
屋根材や工事内容詳細は、今後の記事でご紹介していこうと思いますが、
今回は工事前に必要な「アスベスト(石綿)」について、ご案内します。
「アスベスト」や「石綿」という言葉は聞いたことがあるかと思いますが、
以前は建物の様々な箇所の材料に含まれていた素材です。
これを吸い込んだりすると健康被害を起こすということで、現在は使用されていません。
アスベストは2003年から含有率に依って段階的に製造禁止になり、2012年には全面的に製造が禁止されました。
ですので、それ以前の建物には、アスベストが含まれている可能性があるということになります。
ちなみに、石綿含有があった材料としては、屋根材(スレート瓦)、外壁材(サイディング)、軒天材(ケイカル板)、
それら外装材の仕上げ塗材、ビニル床シート、壁紙、断熱材など、多岐に渡ります。
このアスベストについて、4月より事前調査と報告が義務化されました。
具体的には
・建築物の解体工事(解体作業対象の床面積の合計80㎡以上)
・建築物の改修工事(請負代金の合計額100万円(税込)以上)
・工作物の解体、改修工事(請負代金の合計額100万円(税込)以上)
が対象となります。
スレート瓦へのカバー工事の場合、解体しないから対象外だろう、と思われるのですが、
「建築物の改修工事」に当てはまるため、調査及び報告の義務が生じます。
他にも様々な工事が対象となりますので、その際はスタッフがご説明しますので、ご協力ください。
これについて詳細を書いていくと、なかなかの長文になってしまうので、
気になる方は環境省や厚生労働省のホームページを見てみてください。
では、また工事が始まったらご紹介していきます。