2019/02/26
アスファルトシングル屋根工事②
いつも安江工務店外装ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
外装劣化診断士のアイザです。
さて、先日の記事でご紹介しました、アスファルトシングル屋根の葺き替え工事。
実際の作業についてご紹介します。
既存の屋根の上に、ルーフィング、いわゆる防水シートを貼っていきます。
ルーフィングの上に、横暖ルーフを軒先から順番に取り付けていきます。
横暖ルーフは、長い板状になっており、上部をビスで固定し、そこに上の段の先端を被せていきます。
その為、軒先から順番に張り、だんだんと棟へ向かっていきます。
最後に、棟やケラバに板金を被せていきます。
これで、屋根のカバーは完了です!
屋根の形状が入り組んでいると、色々と手間が掛かるのですが、
今回は一般的な切妻の形状でしたので、2日間程で完了しました。
ちなみに、屋根の軒先の方についている突起物は、雪止めになります。
雪止めは付けないことも多いですが、今回は4階建てという高さと、
歩道やお隣の敷地へ雪が落ちそうな位置だったため、
両面に雪止めを付けさせていただきました。
また、今回は元々大型の樋が付いていたため、雨樋はそのまま利用していますが、
屋根を葺き替えると厚み(高さ)が変わるため、雨樋の交換が必要になることが多いです。
現場調査の際には、そういった点も確認致します。
これで、台風でも安心で、軽くて家に負担も掛けず、
長く安心してお住まいいただける屋根になりました。
M様、ありがとうございました。