愛知県名古屋市の外壁塗装・屋根工事塗PLUS(トプラス)公式サイト

MENU

塗PLUS

0120-315-919

受付時間 8:30〜19:00

飾り線

BLOG

外壁担当スタッフブログ

2018/07/03

縁切り

安江工務店 外装ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

外装担当のアイザです。

 

さて、タイトルにある「縁切り」とは、何のことでしょう?

実は、屋根の塗装工事において、非常に重要な作業になります。

 

スレート瓦(いわゆるカラーベストとかコロニアルと呼ばれる屋根材)の屋根には、必ず屋根材の間に隙間が開いています。

ここが水の逃げ道になっており、雨漏れしないようになっています。

 

 

しかし、塗装した際に塗料が隙間に詰まってしまうことがあります。

そうすると、水の逃げ道を塞いでしまい、雨漏れしてしまうことがあるのです。

 

 

↓このように隙間が塞がってしまうと・・・

 

 

↓こんなことにもなってしまいます。

 

 

逃げ道を無くした湿気が、塗装を浮き上がらせて膨らんでいます。

こういった症状を防ぐための作業が「縁切り」になります。

 

 

このように、隙間がくっ付いてしまった箇所をヘラやカッターで切っていき、隙間を確保します。

ですが、このやり方ですと、せっかく綺麗に塗った塗装をキズ付けてしまったり、

奥に入った塗料が乾ききっておらず、またくっ付いてしまうことがあります。

そういった問題を解消するため、こういったものを使用します!

 

 

タスペーサーという、ポリカーボネート製の板状のものです。

 

 

このように隙間に挿入して塗装することにより、切らずとも隙間が確保できるのです!

せっかく塗装したのに、それが雨漏れの原因になってしまった・・・

そんな事態を避けるためにも、スレート瓦の塗装には適切な縁切り作業が必要なのです!

 

でも、全てのスレート瓦にタスペーサーが適している訳ではありません。

どんな工法が適しているのか、しっかりした調査と判断が必要です。

 

スレート瓦の塗装には「縁切り」の確認を忘れずに!

 

ブログ一覧へ